高橋栄津子

アーユルヴェーダ、鍼灸、マッサージ治療院 -LaMar ラマル

アーユルヴェーダ、鍼灸、マッサージ治療院  -LaMar ラマル (ラ・マル)
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アーユルヴェーダについて LaMar ラマル
La・Marは閉院いたしました。
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アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で「生命の科学」という意味。5000年昔から現在にいたるまで実践されているインド伝承医学。 誰もが寿命まで無病息災の生活を送るための知識を伝える生命の科学です。
アーユルヴェーダの世界では、宇宙は空・風・火・水・土(地)の5つの元素から成り調和しながら秩序を保っていることを何千年も前に発見したそうです。
そして全ての物質の中に同様の5つの元素がありその摂理がそのまま当てはまるため、小宇宙と捉えています。
さらにその5つの元素がヴァータ(空+風)・ピッタ(火+水)・カファ(水+土)の3つの要素として人体に表現されるとアーユルヴェーダでは捉えています。
これらの要素が生体の中で均衡と不均衡・秩序と無秩序のように自然に相互作用で天秤のようにバランスを取って維持しています。 風邪や下痢などは一時的なもので数日で治るのはこのバランスが機能しているといえるでしょう。
そして自然にバランスを取れなくなった状態を「病気」としています。

  • LaMarのコンセプト

  • LaMarではこのアーユルヴェーダの基本と技術を基にした施術を行っています。
自然の理にかなった食生活、浄化(毒の排泄)、リラックス アーユルヴェーダ LaMar ラマル
浄化(毒の排泄)アーユルヴェーダ LaMar ラマル

浄化(毒の排泄)

上記の3つの要素(ヴァータ・ピッタ・カファ)が自然にバランスを取れなくなると自然の抵抗力(免疫系ーアグニ)が弱まります。 アグニは消化の力であり、それぞれの細胞や組織にも存在し、免疫機能を支えています。
腸管内の微生物や細菌、毒素を破壊することで常在細菌叢を維持しています。
アグニの働きは健康と病気を分ける大事な鍵なのです。
アグニ(消化の力・溶かす力)が弱まると消化されないものが体内に残り老廃物・毒素(アーマ)となっていくのです。 アーユルヴェーダではオイルを使ったいわゆるマッサージのことを「アヴィヤンガ」といいます。
このアヴィヤンガによって体内の余分な要素や血管・リンパ節にこびりついている毒素・老廃物(アーマといいます)を溶かして動きやすくします。
まず、アヴィヤンガによって物理的な流れをつくります。さらに身体を温め、発汗することによって通路を開放させ、アーマを排泄可能な場所まで移動させます。
この浄化の作用によって、体内の疲労物質や内臓の未消化物などが排泄され身体が軽く感じたり、関節の痛みを軽くし、筋肉を丈夫にし、骨の老化を遅らせるということが期待できます。

自然の理にかなった食生活 アーユルヴェーダ LaMar ラマル

自然の理にかなった食生活

アーユルヴェーダでは消化しきれない栄養素(未消化物)はアーマになると考えられています。アーマは粘着性があり、体内のさまざまな経路にこびりつき、閉塞を起こします。
アーマが増えるのは、消化の力が弱まったり、食べた量に消化の力が追いつかないときです。
消化の力は時間帯によって変化します。これは太陽の高さと比例し、昼が一番強く、夜は弱くなります。したがって、夜遅い時間に食べる、それも量が多いほど、アーマができる確立が高くなります。そして、アーマが溜まると、朝身体が重く感じる、全身がむくむ、体重の増加などがみられます。
アーユルヴェーダでは、夜の食事を「早い時間に」・「消化の良いものを」・「少量」食べることをすすめています。そして、消化の力を強めるショウガなどのスパイスも同時に摂れればいいでしょう。
さらに、個人のドーシャに合わせ、体調を整える食品選びの重要なポイントです。

☆ 冷たく、軽く、乾性のヴァータ体質には、温かくて、水分を含んだ重い食品。

☆ 熱く、微油性のピッタ体質には冷たくて、脂質の少ないもの。
☆ 冷たく、重い、油性のカファ体質には軽くて温かい、脂質の少ないもの。

ドーシャと同じ性質を持つ食品は、ドーシャを増やしてアンバランスにしてしまいます。そこで反対の性質の食品を選ぶことでバランスをとり、ドーシャが過剰になるのを防ぐのです。
個人の性質に加えて、住んでいる土地の気候・風土との調和も大切です。その土地に根ざす伝統的な食文化が大きく参考となるでしょう。

西洋医学的な栄養素の研究がどんなに進んでも世界の全ての人々・生物を栄養(素)学の数字の枠に収めることはできません。
例えば、熱帯に住む人、寒帯に住む人、乾燥した土地に住む人、湿気の多い土地に住む人・・
それぞれの風土に合った食生活をすることで体内と体外のバランスを取っています。
タロイモという芋だけを食べて生活なさっている民族がいらっしゃると聞いたことがあります。それから、パンダは笹の葉しか食べません。 コアラもユーカリの葉しか食べません。キリンや象だって草のみで大きな身体を維持しています。 彼らは知識ではなく本能で自分に必要な物を知っているのです。
現代は人類史上おそらく始めての豊食・過食の時代と言えるでしょう。

人のホルモンには血糖値を上げるホルモン5つもあります。
血糖値が下がる度代わる代わる血糖値を上げて飢えを克服して生き残ってきました。それに対して血糖値を下げるホルモンはインスリン一つです。 このことからみても人は豊食・過食になれていないのです。
現代人は食べるという行為を命をつなぐという本能を超えて、頭や欲の喜びを満たすことが目的として強くなっているような気がします。 特に日本では作った食物の2割も捨てていると聞いたことがあります。

神様が与えてくださった自然からの恩恵に感謝して、自然を壊さないように、個人の寿命も地球の寿命も大切にしていきたいものです。 宇宙に太陽に地球に自然に全ての存在は生かされています。 そして私たち一人一人は小宇宙なのです。

リラックス アーユルヴェーダ LaMar ラマル

リラックス

アヴェイヤンガはアーマを排泄して身体の中を掃除してくれますが、皮膚をオイル等を用いて優しくマッサージすることにより、皮膚表面に存在するマルマポイントを優しく刺激するので意識と肉体の交流(連動)を活発にもさせるのです。

マルマはツボであり大きな意味では急所でもあります。急所は激しく刺激をすると危険にいたる場合がありますが、優しく刺激をすることは意識を通して肉体の治療になるのです。
発生の過程でも皮膚(毛・爪・皮膚腺)と神経系(脳・脊髄・末梢神経)と感覚器(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)は同じ外胚葉というところから分化して形成されます。神経・脳は常に眼や耳などの感覚器から情報を受け取り、判断し、その対応を骨格筋や内臓などへ命令して生体を維持・コントロールしています。現代の人は頭が忙しすぎるのでしょうか?

横になってくつろいだ姿勢でも首や手首・足首・肘・膝など関節に力が入ったままの方が非常に多いです。もちろん力を入れている自覚はありません。それ以上どうやって力を抜いたらよいのか分からないそうです。無意識レベルでどこかの筋肉を収縮させ緊張状態を続けるように脳が 常に命令を出しているように思われます。
多くの方の施術をさせていただいて関節が身体が自由になるには頭(意識)を休めることが大切なのだと実感させていただきました。

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