高橋栄津子

アーユルヴェーダ、鍼灸、マッサージ治療院 -LaMar ラマル

アーユルヴェーダ、鍼灸、マッサージ治療院  -LaMar ラマル (ラ・マル)
  • 気付きの綴り

  • 09/04/01 「自分を見つめる」

  • 気付きの綴り : 日々実感する私の気付きを綴らせていただきます。
自分を見つめる

身体はとても素直です。問診などで言葉を聞くよりもっとダイレクトに状態を知らせてくれます。

身体・体調は内面の現れです。物質面としても精神面としても内面を表現しています。( バランス・調和
それから過去も現しています。現すというよりは過去の積み重ねが今を作っていると言ったほうが適切かも知れません。

人はどうしても自分の癖に行動を左右されてしまいがちです。食べ物の好みや量も癖。よく噛まずに食べてしまう癖や、ついつい不必要に間食やつまみ食いをしまう癖。
家事や何気ない行動も自分の決めたルールに縛られて必要以上に労力を費やしたりこだわるのも癖のようなものではないでしょうか?
思いや感情にも癖があります。すぐにイライラしたりくよくよしたり。その思いや感情の癖が食べ過ぎや甘い物やお酒など次の行動につながっていくのです。

知らず知らずに自分の癖のレールの上を走っていてダメージを受けているように見えてなりません。

癖はなかなか取れませんが、自分を振り返り客観的に見つめ、無意識に癖による判断で行動していることにまず気づいていただけると色々見えてくるのではないかと思います。

全てに原因があって結果があるということ。何かの所為にしていたら自分は楽でしょうが、同じようなことの繰り返しが続きます。

体調が悪いということは内面からの警鐘です。恐れずご自身を見つめてください。
そして何かに気付いたら、やはり反省し自分自身に謝って知らせてくれてありがとうと感謝して越えて行ってください。

そのプロセスがなければ治療は表面を取り繕うだけのものです。

以上が治療をしていて実感する事です。
外側の忙しさに追われて内面の訴えをおろそかにするのは霊長類として生まれてきたのにもったいないことだと思います。
ご自身が自分を成長させるために身体は何かを訴えて来るのです。そのチャンスを見逃さないように感謝して受け入れてみてください。

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